−まず、サッカー部に入部したきっかけは何ですか?

 子供のころからサッカーをやっていて、大学でもサッカーを続けようと思って入部しました。サッカー部に入るか、サッカーサークルに入るかは悩んだんですけど、やるならば徹底的にやりたいタイプの人間なので、やはり本気でサッカーを出来そうな体育会かな、と。今でもこの選択は間違っていなかったと思います。


−なるほど。では、大学のサッカー部を引退するまではどのような学生生活を送っていましたか?

 おそらくサッカーが学生生活の8割を占めていたと思います。サッカー部は活動が週5日で、教職の授業も取っていたので勉強と部活の両立が大変でした。「もっと他の事もしたい」という理由で辞める人も出て、入部当時は20人近くいた同学年のメンバーも9人に減ってしまいましたね。そのくらい部活が生活の大部分を占めていたと思います。それでも僕は最後まで続けることができました。やっぱりサッカーが好きなんだと思います。


−サッカー部の主将という立場になって変化したことはありますか?

 主将になってからはさらに大変でした(笑)。主将になって、想像以上のプレッシャーを感じるようになりました。常に、チームをまとめなければならないという思いがありましたし、試合で負けた時は自分の責任だと感じることもありました。


−具体的にどのようなことが大変でしたか?

 大会に出場するメンバーを決めるのも僕の仕事の1つなんですが、そこで言い争いが生じることがありました。無理やり力で押さえつけてしまうと反感を買ってしまうのでしっかりと説明をして、納得してもらうのが大変でした。また、事務的な仕事も全て部員がやるので、それらの仕事がいかに大切な仕事かを1人1人にわかってもらうことも苦労しました。
 また、どうやって部員のやる気を奮い立たせるかについて悩むなど、チームを支える側として考えることがたくさんありました。大学の部活というのは高校の部活とはと違い、活動が自主的なんです。なので、日々の練習に対するモチベーションは人それぞれです。ですが、自分達でチームを作りあげなくてはいけません。練習メニューや試合のメンバー選びも自分達で決定します。高校と違って練習に対する義務感は無くなりますが、その自由さがあるからこそ、まとめるのは大変でした。
だけど、主将として今まで味わったことのない様々な事を経験することができたと思います、チームをまとめる力、つまり統率力がついたと思います。それは自分にとって実感できるとても大きな成長だったと思います。


−なるほど。では、主将としてではなく、一人の部員として得たものはありますか?

 仲間です。週5日の活動の中で、共にリーグ昇格という同じゴールを目指し、本気でぶつかり合った仲間。悔しい思いも嬉しい思いも共有した仲間。このメンバーだったから、この部活に入ってよかったと思える熱い大学生活を送れたと思います。引退した今でも一緒に旅行に行ったり飲みに行ったりしてますよ。


−卒業後の目標を教えてください。

 卒業後は中高一貫の学校の教諭になりますが、サッカー部代表として得た経験を生かしてクラスをまとめていきたいですね。もしサッカー部の顧問になれたら、「この学校といえばサッカー部だね」って言われるような、名のある部にしたいですね。


−最後に後輩に一言お願いします。

 何事も経験。なんとなくやるのもいいかもしれないけど、何かしらやりたい事を見つけて、それに100%をつぎ込むのもいいと思います。何かしらの犠牲はあるけど、それ以上に得るものは沢山あるはずです。1つのことに従事したいというタイプの人には体育会をお勧めします。 あと、サッカー部のみなさん。僕達の分までリーグ昇格目指して頑張ってください。そして、サッカーを楽しむという事を忘れないで欲しいです。


−ありがとうございました。

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