
関東アメリカンフットボール秋季リーグ三部において、現在三勝一敗で同率首位の首都大学東京アメリカンフットボール部。あと二勝で二部昇格のアメフト部主将山口さんにお話を伺いました。
結果からいうと、初戦で電気通信大学に負けましたが、その後の立正大学・大東文化大学・拓殖大学戦では勝利をし、現在三部リーグの首位タイとなっています。11月17日に首都大学のグラウンドで行われる東京国際大学戦に勝った場合、高確率で入れ替え戦に進むことができます。入れ替え戦に勝つと、首都大学東京アメフト部念願の二部昇格です。
リーグ戦の初戦で負けてしまったとき、正直不安な気持ちでいっぱいでした。今年度のプレイヤーの数は13人で首都大(都立大)のアメフト部史上、最も部員数が少ないチームです。このままだと昇格は無理かもしれない、もしかしたら降格の可能性も…という感じでした。しかし、第二戦では勝利を収めることができ、その後三連勝しました。一番大きかったのは、このリーグの優勝候補である大東文化大学に三戦目で勝てたことです。大東文化大学は部員数50人以上を誇り、首都大学と比べると規模が全く違うのですが、勝つことができました。あとはリーグ最終戦と最終戦後の入れ替え戦に勝つだけです。
昨年度までの練習は、さまざまな部分で学生たちが今までよりも強くなるために、よりよい練習をするために手探り状態で練習を行ってきたと思います。しかし今年度は、社会人チームでのプレーの経験があり、トレーナーとしても経験、知識が豊富な都立大OBの方にコーチとして指導して頂いています。ウェイトトレーニングや走り込み、その他の基礎的な練習をそのコーチのもとで行い、昨年度以上に部員全員に基礎力が身についたと思います。
シーズンオフ後の練習ではプレイヤーが9人しかおらず、今年はどうなるんだろうと思っていました。実際に、春のオープン戦では一回も勝つことができませんでした。今年はもしかしたら下部リーグへ降格してしまうかもしれないという大きな危機感を持っていたのを覚えています。しかし、夏合宿で初勝利をし、地味な練習・基礎的な練習がようやく実になってきたと感じました。その後、実践的な練習を増やし、チームとしてのまとまりがでてきたと思います。指導してくれたコーチやOBの方々にはとても感謝しています。
ここまで来たからには勝つしかありません。最終戦に勝った場合、その後に入れ替え戦が残っていますが、まずは目の前のリーグ最終戦に集中したいと思います。人数は歴代で一番少ないけれど、首都大学東京念願の二部昇格を果たしたいと思います。
人数が少ないという悪条件を乗り越え、ここまで来れたことは、下級生はじめ部員全員にかなりの自信がついたと思います。相手チームの人数がいくら多くても、自分たちのチームがどれほど少なくても、どんなに今の状況が悪かったとしても決してあきらめないことが大事です。このような経験はアメフトを続けてこそ得られるものだと思います。僕自身も下級生の頃はアメフトを続けることに迷いはありましたが、続けていくうちにアメフトの面白さを知り、試合で勝つことの楽しさを知りました。つらかったことが大きければ大きいほど、そのつらさを乗り越え勝利したときの喜びは一段と大きいものになります。後輩たちにはぜひアメフトを続けて、アメフトという競技の楽しさ・勝つことの楽しさをたくさん味わって、もっと上を目指せる強いチームを作っていってほしいです。
何が何でも勝ちます。ありがとうございました。
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